「働きがいのある企業」ランキング１位は誰もが知るあの企業

求人情報プラットフォームを提供するOpen Workが公表した「働きがいのある企業」ランキング

堂々たる１位を飾ったのはずばり「株式会社リクルート」

評価も5点満点中の4.61点とずば抜けて満足度が高い結果となっている。
（ちなみに２位はPwCコンサルティング合同会社で評価は4.61点と同率）

この評価は社員だけでなく、会社を辞めた元社員も含めて「待遇面の満足度」「社員の士気」「風通しの良さ」「社員の相互尊重」「20代成長環境」「人材の長期育成」「法令順守意識」「人事評価の適正感」という８つの項目で評価している。

つまり、なんらかの理由がありリクルートを退職した元社員であっても、この会社は「とても働きがいのある会社だった」と評価しているわけだ。

リクルートの人に会うといつも思うことがある。
リクルートは担当者の変更を頻繁にしているが、誰と話しをしてもサービスに対するクオリティが全く変わらない。それは商品内容の説明だけに限らず、ビジネスマナー、話し方、雰囲気、言葉の選び方などがすべて高いレベルで統一されている。

こんな会社は他にはない。

リクルートでは「価値の源泉は人。会社から、公園へ。」をビジョンに掲げ、「自立」「チーム」「進化」に対する取組みを進めている。その結果が、顧客へのクオリティに繋がり、延いては働きがに繋がっているのだろう。

人材を事業の柱にしている会社が「最も働きがいがある」というのは説得力がありすぎる。

ちなみに10位までの順位は以下のとおり。

＜働きがいのある会社ランキングTOP10＞

❶株式会社リクルート
❷PwCコンサルティング
❸株式会社電通
➍アビームコンサルティング株式会社
❺日本アイ・ビー・エム株式会社
❻ソニー株式会社
❼株式会社キーエンス
❽プルデンシャル生命保険株式会社
❾アクセンチュア株式会社
❿デロイトトーマツコンサルティング合同会社

「働きがいのある企業」ランキング：OpenWork

このランキングを見て一つ気付いたことは、ベスト10の中にコンサルティング会社が多いということ。
これはとても興味深い特徴であり、なんとなくではあるがその理由は分かる気がする。

努力をする人と共にいるのは心地が良い。
お互いが高め合える空間で切磋琢磨し、自信を持って顧客へサービス提供できる。

おそらく、そんな日常が広がっているのではないか。
小さくても良いからそういった空気づくりができるようになりたい。